頭痛の説明
目が疲れる・頭痛がする 頭痛エリア療法 |
頭痛は一般的な症状名でいろいろな種類があります。
代表的なものに生命を危機にさらすような「脳の病気(脳出血や脳腫瘍など)
に伴う頭痛」と日常生活を送るうえで大きな障害となる「慢性頭痛」があります。
頭痛全体の約80%は慢性頭痛です。
慢性頭痛はX線検査や血液・脳波検査を行っても異常が見つかりません。
このため、頭痛診療の専門家ではない医師が診ても正確な診断を下しにくく、
鎮痛薬で様子を見たりしますが痛み止めの薬が効かないのが慢性頭痛です。
日本の慢性頭痛の患者数は、北里大学医学部坂井文彦教授の調査によれば、
約3000万人と推定されています。
これは、3人に1人程度が罹患することを示唆しており、誰にとっても身近な
疾患といえます。
慢性頭痛には片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛があります。
● 片頭痛(女性に多い) 波打つ激しい痛み
片頭痛は女性に多く、痛む部位は頭の片側が多いですが、両側のこともあります。
症状は、主にこめかみから目の周囲に波打つような激しい痛みが数時間、とき
には数日間続くこともあり、痛みがひどくなると寝込んでしまいます。
片頭痛は嘔吐を伴うことが多く、光や音を負担に感じます。発作は突然頭痛が起
きるタイプと前兆を伴うタイプの2通りがあります。
● 緊張型頭痛(万人が罹患) つねに重苦しい痛み
緊張型頭痛は性や年齢を問わず広く万人に起こり、患者規模は約2300万人と
されています。
症状は頭がハチマキで絞めつけられるような重苦しい痛みです。
原因は、精神的ストレスおよび身体的ストレス(運動不足、冷えなど)が筋緊張を
発生させる結果、発作が起こります。
● 群発頭痛(男性が多い) 深夜に強烈な発作
群発頭痛は男性に非常に多いのが特徴で、タバコや飲酒も一因と考えられており
数は1万人未満とされています。
症状は頭痛というより「片側の目の奥をかき回されている」と形容されるほど強烈な
痛みといわれています。
人によって発作の起きる時期や時間帯がほぼ決っており、季節の変わり目や就寝
後や明け方に起こしやすい傾向にあり、
いったん頭痛発作が始まるとそれから1〜2ヶ月間は毎日のように痛みが起こり、
この期間を「群発期」と呼んでいます。
“頭痛エリア療法”とは
ポイント
1 : 頭痛は筋緊張を取り除くと治る
ポイント
2 : 頭痛誘発筋が頭痛を引き起こす
ポイント
3 : 頭痛をエリアに分けて考える
初診時の流れ
1、問診・鑑別診断
専門の問診票に沿って行います。頭痛の発生箇所を確認し、頭痛エリアマップに
当てはめ又、問診を通じて危険な二次性頭痛の鑑別診断を行います。
2、ROM(可動域)検査
実際の施術に入る前に頸・腰・顎のROM検査を行います。また、術後にもROM
検査を行い改善を視認、実感していただきます。
3、左右差の確認
主要な頭痛誘発筋に左右差を確認し、同じ筋でも左右どちらを重点的に行えば
良いかを確認し、より効果的な施術を行います。
4、実際の触診(施術)
必須施術筋から始め、次に該当するエリアの頭痛誘発筋を触察(施術)します。
5、予防体操指導
再発防止のための日常指導致します。
料金案内
初診料 \1,500
〇約30分 ¥6,000
(税込)
当院は慰安的な施術ではありませんのであらかじめご了承ください
T O P